地域医療を取り巻く日本の現状は、急速な高齢化や出生数の低下、都市部への人口流出により、特に地方の人口減少が一層深刻化すると懸念されています。理学療法士にとっても、働き手の確保や後継人材の育成は喫緊の課題です。
そこで本学会は、「地方創発」をテーマとしました。理学療法士が地域でどのように働き、その担い手をいかに確保・育成していくかを考えることは、これからの地域医療を支える上で極めて重要です。地方から新たな価値や実践を生み出すことが、持続可能なリハビリテーションの鍵となります。医療・介護の枠を越え、地域資源と連携しながら、一人ひとりが役割と責任を見直し、行動することが求められています。
特別講演Jでは、「理学療法士の職域を未来へつなぐために −持続可能な人材育成と実践の展望−」をテーマに、日本理学療法士協会副会長の佐々木嘉光先生にご登壇いただきます。あわせて、県内の養成校の代表者にもご参加いただき、医療職を志す学生の確保や人材育成の現状と課題について意見を共有していただきます。
特別講演Kでは、「理学療法士が身を守るために必要なこと」と題し、ナチュラルハートフルケアネットワーク代表理事の下元佳子先生にご講演いただきます。ノーリフトケアの概念をもとに、自身と周囲の安全を守る予防的な視点をお話しいただく予定です。
本学会は、現地とオンラインのハイブリッド形式での開催を予定しています。皆様のご参加を心よりお待ちしております。