1)最大限倫理的な配慮を行うこと
研究の計画・実行・分析・演題作成などの過程において、個人の尊厳、人権の尊重などの倫理的配慮を十分に行って下さい。また、各所属施設に倫理審査委員会がある場合は、審査を受けた旨を記載して下さい。なお、症例に関しては高知県理学療法士協会が規定した「症例報告(医学論文および学会発表)に関する患者プライバシー保護の指針」を遵守してください。
2)対象者の同意について
上述した倫理的事項を遵守し、本文中に倫理的配慮について記載して下さい。人を対象とする研究においては、対象者の同意についての記載は必須です。記載がない場合は、不採択となる可能性がありますのでご注意下さい。
3)著作権などへの配慮
他の著作物からの引用を行うときには、本文中に出典の著者と発行年数(フルネーム,西暦)を明記し、著作権を侵害しないように注意して下さい。例:(高知太郎,2010)
4)利益相反(COI)について
利益相反(Conflicts of Interest:COI)とは、一般的には「ある行為が一方の利益になると同時に、他方の不利益になるような行為」のことをいいます。研究に関連する企業や営利団体等との利益相反(COI)がある場合は必ず明記して下さい。
4.抄録原稿の作成
1)文字種についてJIS第1、第2水準で規定されている文字以外は原則として利用できません(人名を含む)。 特に機種依存文字の使用は絶対に避けてください。
2)本文は1,200文字以内で作成してください。文字数は Microsoft Word のツールにある文字カウントにてご確認ください。
3)演題名、演者、所属についてテンプレートの形式に則って記載してください。
4)本文は原則的に構造化をお願いします。例としては【目的】・【方法】・【結果】・【考察】・【倫理的配慮、説明と同意】などです。症例研究の場合、必要に応じ【症例紹介】・【経過】等の項目を追加してください。
5)一般発表演題はヘルシンキ宣言に沿った研究であることを確認してください。特にプライバシーの侵害や人体に影響を与える研究に関しては、対象者に説明と同意を得たことを【倫理的配慮・説明と同意】項目に明記してください。また、演者の所属する倫理委員会等で承認された研究である場合にはその旨を同項目に記載してください。
6)本文は文字のみとします。画像等をレイアウトしないでください。
5.学会長賞の授与について
本学会ではすべての一般演題の中から最も優れた演題1題を選出し、学会長賞として次期学会で表彰いたします。